2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
" data-en-clipboard="true"> 新型コロナも、オミクロン株の派生型が流行するようになり、患者数が増えるものの、小児の重症化は少ないように感じます。特に、多系統炎症性症候群(MIS-C)はどこに行ってしまったの?というくらい見ていません。 " data-en-c…
" data-en-clipboard="true">「 子供は、1年間に何回くらい風邪をひいて、その原因は何か?」 " data-en-clipboard="true">プライマリ・ケアに関わる小児科医なら知りたい疑問ですが、なかなか答えがありません。非常に古い研究ですが、1年間に5−8回くらいと…
" data-en-clipboard="true"> 外科手術を行う際には、皮膚切開の前に予防的抗菌薬を投与します。皮膚切開を行う時に、血中濃度が十分に高ければ、そこから創部に菌が入らないという理屈です。心臓外科手術後の創部感染(SSI)は、縦隔炎や胸骨骨髄炎など重篤…
プロトンポンプ阻害剤(PPI)が、Clostridioides difficile感染症の原因になることは有名ですが、その他にも色々な弊害があることが示唆されています。 これまで、小児では、PPIと骨折・急性腎障害・アレルギー・喘息・炎症性腸疾患との関連が指摘されてきま…
" data-en-clipboard="true"> 乳児期早期の発熱の原因として、尿路感染症(UTI)はとてもメジャーな原因です。尿路感染→エコーで水腎症→膀胱尿管逆流→予防的抗菌薬というのが、小児科医がUTIを見た時の思考パターンです。 " data-en-clipboard="true"> UTIを…
クループ症候群は、夜間の救急外来受診でよく見る病気です。突然、「犬が鳴くような」、「オットセイの鳴き声のような」咳が出て、受診します。(大抵、日付が変わるくらいの時間が多いです。) デキサメタゾンというステロイド投与とエピネフリン吸入で対応…
" data-en-clipboard="true"> 今、世界中で薬剤耐性菌が増加しています。抗菌薬が殆ど効かない菌(多剤耐性菌)が増加すると、感染症の治療が困難になります。そんな多剤耐性菌の気道感染が頻発する病気が嚢胞線維症(cystic fibrosis)です。国内では非常に…
" data-en-clipboard="true"> 今回は、感染症とは関係のない小児科の話題です。口蓋裂は、比較的よく遭遇する疾患で、当院でも形成外科で多く手術されています。手術時期については、あまり詳しくなかったのですが、ベストなタイミングについて意見が割れて…
" data-en-clipboard="true"> 小児白血病治療中の好中球減少性発熱(FN)は、大きな問題で、血流感染症の死亡率は高いです。フルオロキノロンの予防投与が、小児のAMLや再発ALLで強度の化学療法中に推奨されますが、国内では、キノロン系抗菌薬が小児禁忌(一…