2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
モデルナワクチンの有効性の報告です。 ・6−23ヶ月、2−5歳の両年齢層において、成人(100μg)より少ない量(25μg)の接種で、良好な抗体上昇が得られました。 ・COVID-19の予防効果は、36.8%(2−5歳)、50.6%(6−23ヶ月)でした。さすがにオミクロン流行期…
" data-en-clipboard="true"> 重症化した肺炎の合併症として、膿胸と肺炎随伴性胸水は有名です。小児では、なかなかそこまでの重症例が少ないですが、まれに経験します。 " data-en-clipboard="true"> ポーランドからの報告で、膿胸と肺炎随伴性胸水を伴う肺…
韓国からの報告です。 生後3ヶ月未満の侵襲性細菌感染症のデータのまとめになります。 ・B群レンサ球菌(GBS)の割合が増加していた・黄色ブドウ球菌の割合が低下していた ということが分かりました。 本文中で、黄色ブドウ球菌が減ったことに関しては、母体…
" data-en-clipboard="true"> 何度か紹介している「虫垂炎には手術 or 抗菌薬」問題です。本日は、穿孔性虫垂炎を含む合併症ありの虫垂炎(complicated acute appendicitis)です。この2019年の論文は、システマチックレビューを行い、両者を比較したものです…
" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> 今年は、ヘルパンギーナや手足口病が流行しています。これらはエンテロウイルスが起こす疾患で、発熱に加え、口腔内の水疱や手足の発疹が見られます。高熱が続き、口内炎の影響で、経口摂取ができ…
" data-en-clipboard="true"> 先日紹介した小児の急性虫垂炎の保存的治療に関する別の研究です。少し症例数は少ないのですが、合併症のない急性虫垂炎では、保存的治療のほうが、障害日数(日常生活ができない期間)も短く、医療費も少なく済みました。 " da…
" data-en-clipboard="true"> かつては、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)は、小児の緊急手術が必要な疾患の代表でした。小児科医になりたての頃は、いかに早く診断することが重要で、早く外科の先生に紹介して、早く虫垂切除術をしてもらうことが、患者の予後を…