Kidney Ultrasonography After First Febrile Urinary Tract Infection in Children: A Systematic Review and Meta-analysis.
本日は、論文とは関係無しです。
子供向けの記事にしたいと、新聞社の取材があるので、私の意見です。
・2023年4月1日から、学校現場では原則マスクは不要になった。
・現在も、着用している生徒は多い。
(脱マスクの道半ばって表現もどうかと思いますが…)
・教室など(狭い室内)では、空気中に吐き出されるウイルスが減る。結果として、感染の伝播が低下する。
・一方で、換気の良い場所や屋外ではマスク着用は、効果はあまりない。
・暑い、苦しい、面倒くさいなど
・子供の言語習得が遅れるのか、表情を読む力が下がるのかは、よくわからない。(論文になっているものがあれば、教えてください。)
ケース1
・受験を控えたA君。アレルギー体質のためワクチンを打っていない。学校が終わったら、混雑したバスで、塾に通っている。今は、学校でも塾でも、コロナに感染した子がいる。自宅で80歳の祖母・両親と同居している。祖母は、病気のためにワクチンが打てない。受験を前に、絶対に感染したくないと思っている。
ケース2
・小学校1年生のB君。病気もなく、元気。今は、学校でも全くコロナの子がいるということは聞いたことがない。両親と3人暮らし。みんなワクチンを接種済み。
A君とB君では、マスクの着用の判断が分かれると思う。
マスクを「外す方がいい」「外さない方が良い」と二択問題ではない。
・マスクをしたほうが良いか、しなくても良いかは、「状況」による。
・今までは、「状況」に関係なく、マスクを推奨していた。
・これからは、「状況」に応じて、マスクを着用するかを選べることになった(選ばなくてはいけない)。
・これを「状況判断」と言うが、苦手な人が多いと思う。
・混雑した車内・室内で過ごす時
・周りにコロナになったら重症化する人がいる時
(ワクチン未接種の高齢者、病気を持っている子供や大人など)
・学校や地域でコロナがかなり流行している時
・自分が体調不良の時(咳が出る時など)
特に、コロナに限らず、インフルエンザでもなんでも、体調不良のときは、マスクを付けることとともに、学校を休むことが大切です。
・先生や両親など、君たちの周りの大人が常に正解を教えてくれるわけでは無い。
実は、世界の誰も正解を知らないことはたくさんある。
・「常に正解は一つ」とは限らない。
・「状況」により、正解は変わる。
(大人は言うことがコロコロ変わるのではなく、状況が変われば、言うことを変える大人の方が正しい。状況が変わったのに、言うことを変えない大人の方が間違っている。)
・大事なことは、自分の頭で考え続けること。「今は、どうするのが良いのだろう?」「あの時の選択は正しかったのだろうか?」と考えること。
・「周りの人に感染させたら良くないよね!」と、家族・友人・自分の周りの人達(隣人と言います)へ思いやりの気持ちを持ってくれると、嬉しいです。