Risk of Herpes Zoster and Disseminated Varicella Zoster in Patients Taking Immunosuppressant Drugs at the Time of Zoster Vaccination
Mayo Clin Proc. 2015;90(7):865
14,554名が接種しました。4826名が免疫抑制薬使用中、9728名が1年以内に使用歴がありました。多くは低用量のステロイドでした。播種性帯状疱疹を発症した患者はおらず、免疫抑制薬使用中では、帯状疱疹の発症は増加する(adjusted odds ratio, 2.99; 95% CI, 1.58-5.70)
実際には、免疫抑制薬使用中が25/4826例(0.5%)、1年以内の使用歴で17/9728例(0.2%)が帯状疱疹を発症しています。OR 2.99というとかなり大きな差に感じますが、実際の人数差は対して無いように考えます。
免疫抑制薬使用中の接種も今後メリットとデメリットを考慮して進めてゆくべきかもしれません。