小児感染症科医のお勉強ノート

小児感染症を専門に診療しています。論文や病気のまとめを紹介します。

悪寒戦慄の有無により菌血症のリスクが変わる

The degree of chills for risk of bacteremia in acute febrile illness.
Am J Med. 2005;118:1417.
 
新しい論文ではないですが、有名な論文です。
症状から菌血症のリスクをこれだけ見積もれる。

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 もはや伝説と言って良い、悪寒戦慄と菌血症の関係の論文。
悪寒戦慄がある場合には、悪寒がない場合と比較して菌血症のOdds比は、12.1 (95% CI 4.1-36.2)。菌血症における悪寒戦慄の、特異度は90.3%と高い。悪寒がなければ、菌血症を否定できる感度は87.5%。
 
 

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