小児科
" data-en-clipboard="true"> 口囲皮膚炎という、口の周りを中心に皮膚炎を起こす病気があります(写真)。成人の女性に多い病気です。はっきりした原因は分かりませんが、ステロイド軟膏を塗ることなどが関係しているという報告もあります。 " data-en-clip…
" data-en-clipboard="true"> 先日、詳細は省きますが、アミラーゼ高値と免疫グロブリン高値で紹介された患者さんがいました。いろいろと原因を検索したのですが、最終的には、「マクロアミラーゼ」と考えられました。 マクロアミラーゼという病態を知らなか…
再び、新型コロナウイルス感染症の患者数が増加しています。第6波では、小児例がとても多く、当院でも多くの方が入院しました。罹患後になかなか体調が元通りに戻らないお子さんもおり、長期的な影響が心配されます。 この研究は、アメリカの小児施設で、COV…
" data-en-clipboard="true"> 小児の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を受け入れる時、保護者が同室するのかは大きな問題になります。特に年少児では、生活が自立していないため、頻回のオムツ替え、授乳などが必要で、(特に隔離室に入ってしまうと…
" data-en-clipboard="true"> 先天梅毒を診療する上で、こんなピットフォールがあるのか!と驚いた症例報告です。(原理的には理解できるのですが、母梅毒検査陰性という情報を知ってしまったら、先天梅毒を正確に診断する自信はあまりありません…。) " dat…
" data-en-clipboard="true"> 最近、ノロウイルスによる胃腸炎が流行っています。新型コロナウイルス対策に、アルコールによる手指消毒が一般的になりましたが、ノロウイルスにはアルコールが効果的ではないことが影響しているのかもしれません。 " data-en-…
" data-en-clipboard="true"> 脳性麻痺などの重症心身障害児にとって、誤嚥性肺炎はコモンな疾患であり、入院の原因になります。自覚症状を訴えることができず、身体所見が取りにくいお子さんの誤嚥性肺炎を治療する時には、どうしても長期治療(CRP陰性化ま…
" data-en-clipboard="true"> CRPは、発熱など感染症を疑う小児で確認する炎症反応のバイオマーカーです。プロカルシトニン(PCT)も、同様の炎症を表すバイオマーカーですが、細菌感染症に置いてCRPより鋭敏に上昇するために感度が良い、また、最近では抗菌…
" data-en-clipboard="true"> 国内でのオミクロン株の流行により、2022年3月現在、小児のCOVID-19患者が増加しています。それに伴い、重症例も増加し、小児COVID-19関連多系統炎症性症候群(MIS-C)の症例も増加しています。 " data-en-clipboard="true"> MI…
" data-en-clipboard="true"> 菊池病は、若い女性に多い疾患で、亜急性壊死性リンパ節炎とも呼ばれています。不明熱の原因にもなりますが、小児科領域においては、あまり認知度が高くありません。(おそらく、リンパ節生検の敷居が高いためだと思われます。…
" data-en-clipboard="true"> ウイルス性胃腸炎の季節が始まります。小児がウイルス性胃腸炎に罹患すると、嘔吐→下痢の順で発症することが一般的です。腹痛や発熱を伴うことがあります。小児科医としては、脱水の程度を評価することが救急外来では重要です。…
昨日、NHKニュースで、父親がCOVID-19で亡くなり、母もICUで人工呼吸器を装着され重症になった例が紹介されていました。デルタ株の蔓延により、若年層の患者数が急増し、子育て世代の重症化・死亡が増加しています。 残された子供は、COVID-19で亡くなること…
" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> 先日、エマニュエル・トッドの「大分断」を読んでいました。教育というと、誰でもどんな人でも受けることができ、教育により社会経済的に恵まれない家庭に産まれても、その格差を無くす方法と思っ…
" data-en-clipboard="true"> 初期研修医の時(2006年当時)は、熱性けいれんをたくさん見ました。その時、指導医からは「熱性けいれんは、熱が上昇するタイミングで起こしやすい。解熱剤を使うと熱が下がって、その後、上がるから、痙攣を再発しやすい。な…