小児感染症科医のお勉強ノート

群馬県立小児医療センターで感染症を専門に診療しています。論文や病気のまとめを紹介します。

トキソプラズマ

細胞内寄生菌のまとめ

細胞内寄生菌は、人間に感染すると、人間の細胞内に寄生して、免疫応答から逃れようとします。そのため、これらの菌に対する防御には、細胞性免疫が重要です。 細胞内寄生する菌についてまとめました。 (資料によりobligateかfaculativeが違うものもあった…

鹿肉でトキソプラズマ症のアウトブレイク!

" data-en-clipboard="true"> トキソプラズマ症は、原虫のToxoplasma gondiiによって引き起こされる感染症です。感染しても無症状のことも多いのですが、発症した場合には、発熱、倦怠感、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が見られます(EBウイルス陰性の伝染性…

非免疫性胎児水腫の原因(感染症)

非免疫性胎児水腫は、胎児に腹水・胸水・心嚢水などが出現する病態です。血液型のRh不一致が原因で起きるものは、免疫性胎児水腫ですが、それ以外は、非免疫性胎児水腫として、様々な原因があります(心疾患、双胎、代謝疾患など)。 一部は、感染症が原因で…