小児感染症科医のお勉強ノート

群馬県立小児医療センターで感染症を専門に診療しています。論文や病気のまとめを紹介します。

インフルエンザ

母体のHI抗体価と乳児のインフルエンザ

" data-en-clipboard="true"> 「母体のインフルエンザ抗体価が高いと、乳児のインフルエンザは減るのか?」という疑問に答えようとした研究です。 要点は以下になります。 ・母体のHI抗体価が高いと、B型インフルエンザ(山形株)にはかかりにくそうだ ・し…

インフルエンザウイルスは耳下腺炎の原因となる

「耳下腺炎(おたふく風邪)=ムンプスウイルス」と考えがちですが、実は、ムンプスウイルス以外のウイルスが原因となることもあります。そのため、病院職員で、ムンプス罹患歴があるのにムンプス抗体陰性となる人はたくさんいます。 耳下腺炎の原因として、イ…

インフルエンザレクチャー(群馬県看護協会渋川地区研修会)前半

近隣医療機関の看護師さん向けにインフルエンザのレクチャーを行いました。 スライドの抜粋です。前半部分のみ公開します。 後半のケーススタディは、非常に活発な議論ができ、私も勉強になりました。

鳥インフルエンザの(H5N1)ワクチンでも筋注が副作用が少ない

Immunogenicity of an inactivated adjuvanted whole-virion influenza A (H5N1, NIBRG-14) vaccine administered by intramuscular or subcutaneous injection. Microbial Immunology. 2010;54(2):81-8. 20-40歳の健康な日本人の成人120名に不活化インフル…

インフルエンザはエアロゾルとなり眼の粘膜を介して感染する(フェレットの実験)

Influenza virus infectivity and virulence following ocular-only aerosol inoculation of ferrets J Virol. 2014;88:9647 眼の粘膜は気道ウイルスの感染経路や増殖の場となりうることがある。フェレットの眼の粘膜だけにウイルスを含んだエアロゾルが曝露…