小児感染症科医のお勉強ノート

小児感染症を専門に診療しています。論文や病気のまとめを紹介します。

2020-06-18から1日間の記事一覧

新生児の早発型敗血症(early-onset sepsis)における血液培養陽転までの時間(time to positivity)の検討

新生児の敗血症は、症状がわかりにくいため、どうしても抗菌薬投与が長くなりがちです。血液培養が陽性になっていなくても、抗菌薬を止めにくいのが現状です。本研究では、新生児の早発型敗血症において、血液培養が陽転するまでの時間を検討しました。臨床…