小児感染症科医のお勉強ノート

群馬県立小児医療センターで感染症を専門に診療しています。論文や病気のまとめを紹介します。

2020-06-04から1日間の記事一覧

Borrelia burgdorferi (Lyme病)について

病態生理と免疫 Lyme病は、スピロヘータであるBorrelia burgdorferiによって起こされる疾患である。B. burgdorferiは、らせん状で微好気性菌で、発育は緩徐で、選択培地が培養には必要である。3個の表面蛋白(OspA, OspB, OspC)と41-kdの鞭毛のタンパク質が…

早産児の母が大腸菌保菌者の場合、早発型敗血症(EOS)に注意が必要

当院の小泉先生の論文です。大腸菌は、新生児(特に早産児)にとっては、非常に重篤な感染症を起こします。妊婦のGBSスクリーニングの重要性は確立していますが、大腸菌保菌スクリーニングや予防方法に関しては、これまでほとんど研究がありませんでした。早…